明大・村田 8回3安打零封で自身10連勝 二塁すら踏ませない快投

[ 2023年5月21日 04:30 ]

東京六大学野球第7週第1日   明大1-0立大 ( 2023年5月20日    神宮 )

<明大・立大>8回無失点で力投する明大・村田(撮影・大城 有生希)
Photo By スポニチ

 1回戦2試合が行われ、3季連続優勝を決めている明大は1―0で立大を下し、勝ち点5の完全優勝まであと1勝とした。村田賢一投手(4年)は8回3安打で二塁を踏ませず、昨春からの自身の連勝を10に伸ばした。法大は11―0で東大に大勝。1分けを挟み9連敗の東大は51季連続の最下位が決まった。

 明大は村田が最少リードを守り抜いた。直球は140キロ台半ばも、8回3安打無失点。13の内野ゴロアウトで二塁すら踏ませなかった。8球種を操る右腕は、ストライクを取れる2球種を試合前に見極める。「毎日練習しているので何を軸にするか、日替わりで決めます。今日はツーシームとシンカー」。唯一先頭に出塁を許した7回は、次打者をシンカーで二ゴロ併殺打に仕留め「イメージ通り、引っかけさせた」と胸を張った。

 ▼立大・池田(先発で6回1失点の好投も援護なく4敗目)自分がしっかり投げていれば勝てる試合だった。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月21日のニュース