同大4番・松井が覚醒 打率・467で首位打者大前進「狙っていなかったけど…」近大・坂下と“一騎打ち”

[ 2023年5月21日 19:49 ]

関西学生野球春季リーグ最終節   同大2-1立命大 ( 2023年5月21日    わかさスタジアム京都 )

<同大・立命大>立命大を下しゲームセットにベンチを飛び出す同大ナイン(撮影・後藤 正志)
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 同大が立命大との「同立戦」に連勝して勝ち点2とし、7勝6敗で春のリーグ戦を終えた。

 「4番・右翼」で先発した松井涼太(4年)は、1―0の初回2死無走者で左前打を放った。これで今春打率・467(45打数21安打)としてリーグトップに浮上したため、3回の打席で代打を送られて途中交代した。

 実質、首位打者争いは近大・坂下翔馬(同・462)との2人に絞られた。同大が全日程を終了した一方、近大・坂下は、関大との最終節を残している。

 松井は「(開幕時点では)首位打者を狙っていなかった。一打席一打席、大切にやってきた結果。終盤は打率を意識したけど、このプレッシャーの中でやることが今後も大事になるのだなと感じた」と充実の今春を振り返った。

 同大は21年秋・青地斗舞(同・520)、22年春・杉浦有祐(同・400)、22年秋・川久保瞭太(同・434)と3季連続で首位打者を獲得中。松井の価値ある1安打で「4季連続」へ前進した。

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