センバツ王者の貫禄!山梨学院12点コールド発進 林が5回参考ノーノー

[ 2023年5月21日 04:30 ]

第75回春季高校野球関東大会1回戦   山梨学院12-0横浜隼人 ( 2023年5月20日    サーティーフォー保土ケ谷 )

<山梨学院・横浜隼人>横浜隼人戦で5回ノーヒットノーランを達成した林(撮影・柳内 遼平)
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 第75回春季高校野球関東大会は20日、神奈川県の横須賀スタジアムなどで開幕。1、2回戦5試合が行われた。今春の選抜で山梨県勢初の甲子園優勝を果たした山梨学院は12―0で横浜隼人(神奈川)に5回コールド勝ち。先発したエース右腕・林謙吾投手(3年)は5回参考ながら1死球のみでノーヒットノーランを達成した。21日は2回戦4試合が行われる。

 日本一の頂に立った男には見える世界が違う。林は12―0の5回2死、16人目の打者を中飛に仕留めてコールド勝ち。5回参考ながらノーヒットノーランを達成した。それでも「頭が突っ込む悪い癖が出た。修正しながら投げることはできた」と課題に向き合った。

 1球目に自己最速を2キロ更新する142キロをマーク。選抜では6試合で51回2/3を投げて、わずか6四死球だった制球力も健在だ。カットボール、スプリットなどでコーナーを突き、1三振ながら2回の死球以外は走者を許さなかった。

 「自分たちは力がない。目の前の試合に一丸となって頑張ります」。甲子園春夏連覇へ向けて、謙虚に高みを見据えた。(柳内 遼平)

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