近大が首位・関大と引き分ける 15安打放つも2得点…坂下主将「もう一回切り替える」

[ 2023年5月21日 16:03 ]

関西学生野球春季リーグ2回戦   近大2―2関大 ( 2023年5月21日    わかさスタジアム京都 )

<近大・関大>3回無死、マルチ安打を放ちポーズを決める近大・坂下(撮影・後藤 正志)
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 敗れれば春連覇の可能性が完全消滅する近大は、首位の関大相手に引き分けた。

 15安打を放ちながら2得点にとどまった。主将の坂下翔馬(4年)は2安打を放つも、同点の延長11回2死一、二塁で凡退。「投手陣がよく抑えてくれている中で、2得点しかできなかった。負けなくて良かった」と振り返った。

 投手陣は計5投手が2失点の力投。前日の1回戦に先発して6回82球を投じた北見隆侑(2年)は、5番手として延長10回から登板。3回無失点で引き分けに持ち込み、田中秀昌監督から「試合前から連投あるぞと伝えていた。よく準備して投げてくれた」と称えられた。

 今季初の引き分けで優勝争いは3回戦へ。坂下は「もう一回切り替えて、3戦目で体のきつさもあると思うが、自分たちが必ず勝つ」と逆転優勝を見据えた。 

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