巨人・阿波野コーチ「顔ぶれがそろってきたのは明るい材料」 大勢以外のリリーフ陣は今後も流動的

[ 2023年5月21日 19:31 ]

セ・リーグ   巨人5―2中日 ( 2023年5月21日    東京D )

<巨・中>プロ初勝利の松井(右)は最後を締めた大勢からウイニングボールを受け取る。左は原監督(撮影・尾崎 有希)
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 巨人の阿波野秀幸投手チーフコーチ(58)が今季初の5連勝&44日ぶり3位浮上&46日ぶり貯金1となった21日の中日戦(東京D)後、終盤の投手起用について今後も流動的となることを明かした。

 前日20日もこの日も7回は左腕・中川、8回は右腕・鈴木康が投げたが、8回に失点が多いという課題があることもあって「8回というより終盤という捉え方をしてもらいたい。最後を締めくくる投手は固定できても、相手打線とか終盤の投入タイミングはまだきっちり決まっているところまでいかないですけど、顔ぶれがそろってきたのは明るい材料かなと思います。鈴木康と中川は流動的。それに加えて高梨、大江、三上もそうですし」と守護神・大勢以外のリリーフ陣の起用法は流動的であると明かした。

 中川は腰痛が癒え、17日に2年ぶりの1軍登板を果たしたばかり。鈴木康は今季オリックスで登板がなく、広岡との交換トレードで加入した20日に巨人デビューを飾ったばかりとなっている。

 「球団も大きな決断でトレードを敢行してくれて、こちらが欲しい選手を取れたわけですから、どんどん使っていきたい気持ちはあります。それに鈴木が応えてくれた。連投だけどね。投げてくれるのは頼もしい存在になってくれるんじゃないかな」と話していた。

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