巨人 今季初の5連勝で3位浮上&貯金1 松井颯5回零封でセ界初快挙、育成出身新人初登板初勝利

[ 2023年5月21日 17:04 ]

セ・リーグ   巨人5―2中日 ( 2023年5月21日    東京D )

<巨・中>7回、2ランを放った岡本和(中央)はナインと喜び合う (撮影・西川祐介)
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 巨人が最下位・中日相手に逃げ切り勝ち。昨年4月の6連勝以来となる5連勝を飾り、4月5日以来46日ぶりの貯金1とした。試合後に広島が敗れたため、4月7日以来44日ぶりの3位浮上も果たしている。

 育成ドラフト1位右腕・松井颯(はやて)投手(22)がMAX151キロの速球を武器に3回まで完全投球を見せるなど、5回2安打無失点の快投。育成出身の新人が初登板で初勝利を挙げるのは2018年のソフトバンク・大竹耕太郎(現阪神)以来5年ぶりNPB2人目、セ・リーグ初の快挙となった。

 打線は2回、2試合連続スタメンとなったウォーカーが左翼スタンド上段へ4号2ランを放って先制。4回には丸が右前適時打を放ち、3点リードを奪った。

 松井が5回無失点で降板した直後の6回、2番手左腕・大江が四球を出したあとで3番手右腕・三上が昨季までDeNAで同僚だった細川に3号2ランを被弾。1点差に迫られた。

 だが、3―2で迎えた7回に主砲・岡本和がバックスクリーン右へ貴重な追加点となる7号2ラン。松井、三上のあとは中川、鈴木康、大勢の継投で逃げ切った。大勢は8セーブ目。

 ▼ウォーカー 甘く来た球は積極的にいこうと思っていた。(プロ初登板の)松井に先制点をプレゼントできて良かったよ。

 ▼丸 根性120%でいきました。

 ▼岡本和 いい追加点になって良かったです。根性100%。

 ▼松井 緊張しましたが、自分の持てる力は出し切れたかと思います。たくさんのファンのみなさまの声援が力になり、5回まで投げきることができました。

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