ブルージェイズ・菊地 ツインズの強力打線相手に奪三振ショー

[ 2023年3月24日 05:58 ]

ブルージェイズ・菊地(AP)
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 ブルージェイズの菊池雄星投手(31)が23日(日本時間24日)のツインズ戦に先発、5回を投げ、3安打1四球無失点、9奪三振の圧巻のピッチングを見せた。

 球数は87球、ストライクが57球。直球の最速は95・7マイル(約154キロ)だった。球種の内訳は直球34球、スライダー31球、チェンジアップ18球、カーブ4球。ツインズの本拠地ハモンドスタジアムで主力打者を圧倒した。

 初回は先頭のバイロン・バクストンを外角への高速スライダーで空振り三振、2番カルロス・コレアに投内安打を許したが、3番クリスチャン・バスケスを高め直球で空振り三振、4番カイル・ガーリックも低目のスライダーで空振り三振。2回は1死から四球を出したが、7番マーク・コントレラスを外角低めスライダーで二ゴロ併殺。3回は1死から三塁打を打たれピンチとなったが、バクストンを外角チェンジアップで一ゴロ、コレアを真ん中直球で見逃し三振。4回も1死からガーリックをチェンジアップで空振り三振、死球のあと、6番タイラー・ホワイトをスライダーで空振り三振。5回は2死から単打で盗塁を決められたが、バクストンを95マイルの外角直球で空振り三振だった。

 なお4回、5番俊足のニック・ゴードンを死球で一塁に出した時、2度の牽制球の後、菊池がプレートを外したため、新ルールでボーク宣告、走者に二塁に進まれるシーンもあった。菊地はここまでオープン戦6試合に登板し、18イニングを投げて、防御率1・00、WHIPは1・06。25個の三振を奪っている。試合はブルージェイズが3-0で快勝した。

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2023年3月24日のニュース