広島 少し不安…ノーノー免れたが打線は2安打止まり、最下位抜け出せず 大瀬良&栗林は順調に登板こなす

[ 2023年3月24日 20:30 ]

オープン戦   広島1-6ソフトバンク ( 2023年3月24日    ペイペイD )

<ソ・広>8回、好機で三振に倒れるデビッドソン(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 広島は24日のオープン戦・ソフトバンク戦で1-6と完敗を喫した。8回無死まで無安打が続く“ノーノーペース”で、何とか屈辱は免れたが、2安打止まりとソフトバンク投手陣にやられた。

 開幕まで残り3試合の試金石で、若干不安を残す結果となった。ソフトバンクの継投で、安打が出ない。初回に菊池が四球で出塁した以降は、7回まで走者も出なかった。8回先頭のマクブルームが右前にポトリと落ちる安打で何とか無安打無得点試合リレーの屈辱は免れたが、続く西川の左翼越え二塁打で二、三塁の好機をつくりながら、坂倉の一ゴロの間に1点を返すのがやっと。なかなか快音が響かなかった。

 この日は1番・野間から、菊池、秋山、マクブルーム、西川、デビッドソン、坂倉、小園、上本と、指名打者制を除けば本番さながらの打線で臨んだだけに、まさかの結果とも言える。ここまでオープン戦は3勝どまりと12球団で最下位。なかなか抜け出せない。

 一方で、開幕投手に決定している大瀬良は、3回を2安打無失点の30球で終わらせ、余力を残したまま最終調整を終えた。また復帰登板となった栗林も1回を1安打無失点と順調な様子で、何とか開幕を迎えられそうだ。

続きを表示

この記事のフォト

2023年3月24日のニュース