荒木大輔さん 高校時代に一番凄いと思った打者の実名挙げる「僕の1個下になるんですけど」

[ 2023年3月24日 19:25 ]

荒木大輔氏
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 元プロ野球選手で野球評論家の荒木大輔さん(58)が24日、文化放送「くにまる食堂」(月~金曜前11・00)にゲストとして生出演。高校時代に対戦した打者で、一番凄いと思った選手を実名で明かした。

 昨年6月以来の同番組出演となった荒木さん。パーソナリティーを務める元文化放送でフリーの野村邦丸アナウンサー(66)と楽しい野球談議に花を咲かせた。

 そのなかで、リスナーから届いた「高校時代、この選手が一番凄かったって思われた選手は誰でしょうか?」という質問が。これに「僕らの時代はやっぱり池田高校の水野ですね」と1学年下にあたる水野雄仁さん(57=現巨人スカウト部長)と回答した。

 早実時代に甘いルックスからアイドル顔負けの人気を誇り、社会現象にもなった“大ちゃんフィーバー”を巻き起こした荒木さん。甲子園には5季連続出場し、初出場した1年生の夏には決勝で愛甲猛を要する横浜(神奈川)に敗れたものの、背番号11のエースとして準優勝を果たした。

 だが、3年生の夏は準々決勝で池田(徳島)に大敗を喫して敗退。名将・蔦文也監督率いる当時の池田は、のちに1982年ドラフトで南海からドラフト1位を受ける畠山準や翌83年に巨人からドラフト1位指名された水野雄仁らを擁し“やまびこ打線”と呼ばれた超高校級の強力打線で、これでもかと打ち込まれての敗戦だった。

 「僕の1個下になるんですけど。彼のパワーっていうか。あれは今まで見たことないパワーでしたね。センターバックスクリーン横のかなり上のほうに打ち込まれましたけど。こんな打球を打つ高校生がいるんだ…って感じでした」と荒木さん。

 なお、この夏の甲子園は結局、池田が全国制覇。この時に2年生スラッガーだった水野は、翌年の夏にはエースとして甲子園出場を果たすも当時1年生だった清原和博、桑田真澄を擁するPL学園(大阪)に準決勝で敗れ、PL学園が優勝している。

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2023年3月24日のニュース