虎の侍戦士コンビ　湯浅「いい経験できた」中野「シーズンにつなげたい」　25日チームに再合流へ

大勢のファンに出迎えられて帰国した中野（左）と湯浅（撮影・尾崎　有希）
Photo By スポニチ

　侍ジャパンの湯浅は終盤の勝負どころで起用され、3試合を無失点で終えた。メキシコとの準決勝では1点勝ち越された直後の8回1死一、三塁で山本を救援。パレデスの左前打で走者1人に生還を許しても傷口を最小限にとどめ、「普段経験できないことをたくさん経験させてもらいました」と振り返った。また中野は負傷した源田のバックアップや代走で貢献。「いい経験ができたし、これをシーズンにつなげていきたい」と決意を新たにした。両選手は、25日にチームに再合流する。

　《筒井スカウトが祝福》○…筒井和也スカウトが侍ジャパンの湯浅、中野を祝福した。「甲子園期間中なんですけど、本当に気になって、気になって。2人とも日の丸をつけてプレーした姿が見られたので、それだけで僕は幸せです」。18年ドラフトで入団した湯浅は同スカウトにとって初の担当選手で、20年ドラフトでは中野の指名にも成功。確かな眼力が実を結びともに6位指名から日本代表へと羽ばたいた。「世界一の一員になったことは、野球を続けていく上で凄く財産になったと思う。今後に期待したい」とさらなる活躍を願った。