履正社 世界一の山田先輩に続け 中高とも後輩・森沢主将「流れに乗って攻める野球をしたい」

[ 2023年3月24日 05:20 ]

侍ジャパン・山田
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 第95回選抜高校野球大会は23日、天候不良のため予定していた2回戦3試合が24日に順延となった。日程は当初から1日ずつ繰り下げられ、決勝は4月1日に行われる。この日に試合予定だった6校は甲子園の室内練習場で調整。第3試合で高知(高知)との初戦に臨む履正社(大阪)・森沢拓海主将(3年)は、同校OBで侍ジャパンの一員として世界一に輝いた山田哲人先輩に続くべく、日本一を誓った。

 履正社・森沢は初戦の雨天順延に「きょうに向けて万全の準備をしてきたが、やることは変わらない。明日に向けて準備したい」と気持ちを切り替えた。

 決意を新たにした要因の一つに侍ジャパンのWBC優勝がある。代表の一員・山田哲人は履正社OB。しかも森沢は中学時代も山田と同じ兵庫伊丹ヤングでプレーしており、中・高の後輩に当たる。「山田先輩に憧れて履正社に入った選手が多くいる。流れに乗って攻める野球をしたい」と、先輩の優勝に続く日本一を見据えた。

 選抜出場を記念し、大会後には山田から全選手にランニングシューズの差し入れも受ける予定。「山田先輩は堂々とプレーされていた。初めての甲子園ですけど、堂々と自分たちの野球をしたい」と緊張の初戦へ気持ちを高ぶらせた。

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