稲葉篤紀氏&井端弘和氏 5回途中で降板した大谷について言及、井端氏は今後のイタリア打線を警戒

[ 2023年3月16日 21:12 ]

WBC準々決勝   日本-イタリア ( 2023年3月16日    東京D )

稲葉篤紀GMと井端弘和氏(左)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本は16日、準々決勝イタリア戦に臨んだ。この試合を生配信したアマゾンプライムビデオに2019年のプレミア12、21年の東京五輪で日本を世界一に導いた日本ハムの稲葉篤紀GM(50)と元侍ジャパンの井端弘和氏(47)が解説として出演。5回途中で降板した先発の大谷について言及した。

 負けたら終わりという一発勝負のノックアウトステージに突入したWBC。「3番・投手兼DH」で先発した大谷。初回から気持ちを前面に押し出し、「オリャー!」と雄たけびを挙げながら2回にはこの試合最速のストレート164キロをマーク。4―0と日本がリードする中で5回は、2死満塁のピンチからDo・フレッチャーに右中間適時二塁打を浴び、2点を許して降板した。2番手には伊藤大海が登板。後続を断ち、大谷は4回2/3を4安打2失点、5奪三振、3死球だった。

 稲葉氏は「初回から飛ばしてましたからね。最後は打たれてしまいましたけど、よく投げたと思います」と称えた。井端氏も「充分ですし、よく投げたと思います。かなりのプレッシャーを感じていたと思うんですけど、最初からエンジン全開で必ず自分たちよりも先に点を取られない事が伝わってきました」と解説した。

 イタリア打線は5回途中2失点で大谷を降板させる形になった。井端氏は「ある程度、狙い球を絞ってきたという感じでしたね。5回途中で2点取ったのは大きいと思います。2点差というのはプレッシャーかかるんですよね。ランナーが出ればホームランで同点ですからね」と今後のイタリア打線を警戒した。

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