【WBC】準々決勝進出プエルトリコ 勝利に沸く中で大アクシデント!守護神ディアスが試合後に負傷?

[ 2023年3月16日 11:46 ]

WBC1次ラウンドD組   プエルトリコードミニカ共和国 ( 2023年3月15日    マイアミ )

肩を担がれ、グラウンドを出るディアス(AP)
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 1次ラウンド突破に沸くプエルトリコに大アクシデントが発生した。8番手として登板し、試合を締めくくった絶対的守護神のエドウィン・ディアス投手(28)が試合後に右足を負傷。車いすに乗り、グラウンドから運び出された。

 ディアスは8番手として5-2の9回から登板し、ドミニカ共和国打線を3者連続三振に仕留め、準々決勝進出を確定させた。プエルトリコナインはマウンドで歓喜の輪を作ったが、しばらく後に雰囲気に変化が…。輪がほどけると、グラウンドに倒れたまま、動くことすら困難な状況となった右腕がいた。

 右足を痛めた様子を見せ、その後は関係者に両肩を抱えられ、ベンチへ。途中からは車いすに乗って退場した。観客の声援に手を振る仕草は見せたが、表情はこわばったままだった。

 ディアスはメジャー通算404試合に登板し、マリナーズ時代の2018年に57セーブで最多セーブを獲得。通算でも205セーブを記録する。今オフにはメッツと、救援投手としては史上最高となる5年1億200万ドル(約149億円)で契約延長に合意していた。

 プエルトリコはドミニカ共和国との「勝った方が1次ラウンド突破」の大一番を制し、準々決勝でメキシコと対戦する。13年、17年と2大会連続準優勝で悲願の頂点を目指す今大会。決戦を前に、絶対的守護神の状態が注目される。

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