DeNA三浦監督　キャンプ総括　D1位・松尾らルーキーの踏ん張りを評価

[ 2023年2月23日 19:38 ]

　DeNAの三浦大輔監督（49）が23日で終了した宜野湾キャンプを総括した。

　――収穫は？

　「ほぼメニュー通りに練習ができたこと。天候に恵まれてキャンプが送れたことです」

　――テーマの達成度は？

　「全てが完璧ではないですけど、各クールごとテーマを持って、日ごとに各コーチからテーマを持って毎日取り組んでくれた。できたこと、できなかったことはありますけど、やろうとしたことは全てできたので良かったと思います」

　――ファンとの距離感が縮まった。

　「まだ全てがフリーというわけじゃないですけど、ここ数年と比べてスタンドに来てくれるファンの方が増えましたし、練習試合といえどスタンドを埋め尽くすぐらいファンの方に見に来ていただいて、非常に活気のあるキャンプを送れたと思います。

　――ドラフト1位の松尾汐恩（大阪桐蔭）2位の吉野光樹（トヨタ自動車）3位の林琢真（駒大）5位の橋本達弥（慶大）ら新人4人もキャンプを完走。

　「個別にいえばいろいろありますけど、新人全員がリタイアすることなくしっかりメニューを消化して、先輩達についていきながらいろんなことを学びながらよくついていったなと思います」

　――1位の松尾は。

　「元気に頑張ってました。初めてのキャンプでユニホームを着て、宜野湾でやってく中で試合も経験しながら、もちろんミスも多いですし、課題も目につきますが、それ以上に吸収力が早いなと。相川（チーフ作戦兼バッテリー）コーチに教えられたことをすぐ次の日には取り組もうとしますし、できてることもありますしね。その繰り返しの中で、この1カ月、キャンプインした当初よりいろいろなもの学んで大きくなったなと思います」

　――3位の林は試合でもアピールできた。

　「本当にスピードもプロの中に入っても見劣らないものを持ってますし、守備に関してもそうですし、打撃も食らいついていくいいものを見せてくれたと思います」

　――目立った選手は？

　「育成の勝又。本当に毎日毎日野球ができる喜びを見ていて周りが感じるぐらい、大好きなんだなという気持ちが伝わってきますし、このキャンプで一番バットを振った選手じゃないですかね」

　――25日からはオープン戦がスタート。

　「これからはシーズンに向けて徐々に上げていかないといけないですし、緊張感も高まっていきますし、しっかり準備してシーズンに入っていけるようにしていきます」

　――山崎が投手キャプテンに就任した。

　「自覚を持って投手陣をまとめていこうっていう、言動も行動もこの一カ月、しっかり引っ張ってくれたと思います」