オリ新外国人・ゴンザレス「必要としているところをすべて守りたい」グラブ5種類＆バット2種類持参

「肩に手を置いて」福良GMへのリクエストを勘違いして、GMの肩に手を置くゴンザレス（撮影・井垣　忠夫）
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　オリックスの新外国人、マーウィン・ゴンザレス内野手（33＝ヤンキース）が、宮崎キャンプに合流した。

　両打ちでメジャー通算107発の4番候補。アストロズ時代にはダルビッシュの完全試合を9回2死から阻止したことも。内野登録だが、投手と捕手以外はどこでも守れる器用さも魅力で、入団会見では「いろんなポジションを守れるのが一番の強み。チームが必要としているところをすべて守りたい」と意欲を見せた。

　キャンプには一塁用、二塁・遊撃用、三塁用、外野用、練習用の5種類のグラブと、左打席と右打席で形状が異なるバットも2種類持参。合流初日から守備練習に加わり特打では左右の打席でフェンス直撃打を放った。

　「個人的な目標よりもチームの勝利が一番うれしい。何とか貢献できる活躍をしたい」

　愛称は「マーゴ」。リーグ3連覇へ、万能助っ人のマルチな活躍がカギを握りそうだ。（中澤　智晴）