鳥谷敬氏 13年WBCで魅せた“伝説の盗塁”は「サイン出てなかった」 中居正広も衝撃「考えられない」

[ 2023年2月23日 21:23 ]

鳥谷敬氏
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 元阪神、ロッテの鳥谷敬氏(41)が23日放送のテレビ朝日の特番「ファン1万人がガチで投票! 本当にスゴいと思うプロ野球選手総選挙」(後6・30)に出演。13年の第3回WBC2次ラウンド台湾戦で魅せた“伝説のプレー”について語った。

 鳥谷氏は自身が「プロ野球選手総選挙」で30位にランクインし「入ってて本当にうれしいです。2000本以上打ってる人だけでも50人以上いるので。めちゃくちゃありがたいです」と喜び。第3回WBC2次ラウンド台湾戦、1点を追いかける9回2死で一塁走者だった鳥谷氏は単独スチールに成功。二塁へ進むと井端の適時打により本塁へ生還。チームは土壇場で同点に追いつき、その後の逆転勝利へと繋げる活躍を見せた。

 この印象的な盗塁成功について鳥谷氏は「自分は行くと決めてましたけど、監督、コーチ、選手の誰も行くとは思ってなかった。(盗塁の)サインは全く出てないです」と告白。スタジオから驚きの声が上がるなか「試合前のミーティングで台湾の抑えピッチャーがクイックはそんなに速くない。あと、けん制は一回しかしない。もし、いける選手がいたら行ってもいいという話はミーティングでしてたんですよ」と当時の状況を説明した。

 当時試合中継で一塁側のカメラマン席にいたという中居正広は「鳥谷選手が走るとは思わないですから、走った瞬間にバッ、バカ!!って。考えられないですよ。何やってんだよって思った」とコメント。それでも「あの場面ですよ。(鳥谷氏が)蹴っていく足とかもスゴイ覚えてます」と興奮した様子で振り返った。

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