エンゼルス・大谷 1メートル近い長尺バットで打撃練習 ライブBP登板は悪天候で順延

[ 2023年2月23日 02:30 ]

フォトデーでポーズを決める大谷(撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷が21日(日本時間22日)、予定していた「ライブBP(実戦形式の打撃練習)」への登板が悪天候のため22日(同23日)に順延となり、グラウンドでキャッチボール、ケージ内で打撃練習を行った。ケージには通常のバットに加えて1メートル近い長尺バットも持ち込み、汗を流した。

 大谷は日本ハム時代の16年やコロナ禍の影響で60試合制だった20年も、長尺バットでのスイングを練習に取り入れていた。20年オフのトークイベントでは「順序よく下(半身)から回して、最後にヘッドを走らせる」と狙いを語っており、今回も同様の狙いとみられる。練習スケジュールはチームから一任されており、3月1日(同2日)のブルワーズとのオープン戦で先発した後、帰国して侍ジャパンに合流する。

 フィル・ネビン監督は練習前、地元メディアから今オフFAの大谷の去就とチームの今季成績の関連性について問われ「我々は毎試合、勝ちにいく。1人の選手のためではない」ときっぱり。一方で「良い球団、良いメンバーに恵まれれば、移籍したくないもの。この件はシーズンが終わってから考えればいい」とおもんぱかった。(テンピ・柳原 直之)

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2023年2月23日のニュース