【大谷翔平と一問一答】ライブBP登板で最速156キロ、3奪三振「各球種、制球も良かった」

[ 2023年2月23日 08:00 ]

<エンゼルスキャンプ>囲み取材に応じる大谷(撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が22日(日本時間23日)、キャンプ地のアリゾナ州テンピでライブBP(実戦形式の打撃練習)に初登板し、39球、延べ7打者に投げ、1安打1四球3奪三振だった。カーブ以外全球種を投げ、最速は97マイル(約156キロ)。以下、日米メディアとの一問一答。

 ――昨季限りで現役引退したプホルス氏が球団付特別補佐としてエンゼルスのキャンプ地を訪れた。
 「昨日、あいさつしました」

 ――プホルス氏はどれぐらいチームを助け、貢献できると思うか。
 「シーズン中にどれぐらい頻度的にいるのかとか、上にいるのか、巡回する分からないので。それ次第かなというところがありますけど、まだ全然、把握してないので」

 ――シアトル郊外のトレーニング施設「ドライブライン」のスタッフ、ビル・へゼル氏が投手コーチ補佐としてチームに加わった。
 「僕は2年ぐらいずっとやってもらっているので、その2年間は成績的にも良かったですし、いろいろと助けてもらって、いいシーズンを送れたので。他の選手がどれぐらい合う、合わないもありますし、活用していくかはちょっと分からないので。メンバーもそうですけど、確実にいいシーズンになるんじゃないかなと思います」

 ――今キャンプ初の「ライブBP」登板は良かったか。
 「ちょっと風が強かったり、いろいろありましたけど、数値的にはここまで問題なくきているので。あと何試合か、1試合ですかね、実戦で投げて、もうちょっと上げていきたいなと思います」

 ――「ライブBP」で確認したかったことは。
 「強度とコマンド(制球)とピッチクロック(今季から導入される投球間の時間制限)ですかね。その3つがメーンかなと思います」

 ――感触は。
 「良かったですね。ピッチクロックは問題なく、ライブBPの感じだと。またゲームになったら多少、感覚だったりとか、そういうのがあると思うので。もうちょっと伸びるかなという印象はありますけど、今日のところは問題なかったですし、各球種もコマンドも良かったんじゃないかなと思うので。もちろん改善点はもうちょっと上げていけたらなという部分はありますけど。現時点では十分良かったんじゃないかなと思います」

 ――28日(日本時間3月1日)のアスレチックス戦で実戦初登板する。同学年で米移籍1年目の藤浪と投げ合う可能性がある。
 「どこに投げるかというよりは、自分がどういう感じで投げるかの方がこの時期は特に大事かなと思うので。向こうのメンバーがどういうメンバーになるのか。シーズン中のメンバーが来るかどうか分からないですし、とりあえず自分のやるべきことというか、そういう点を1つ1つ潰していけたらと思います」

 ――もし投げ合えば、日本のファンにとっては楽しみになる。
 「打席に立つかどうかちょっと分からないので。この時期ですし。そこはちょっと分からないですけど、自分のやるべきことだけしっかりやりたいなと思います」

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