日本ハムの二刀流ドラ1矢沢が上々の投手デビュー　1回1安打1失点も自責0

練習試合   ロッテ―日本ハム （ 2023年2月23日    沖縄・名護 ）

＜日・ロ＞7回1死三塁から藤原を投ゴロに取る矢沢（撮影・長久保　豊）
Photo By スポニチ

　二刀流の日本ハムのドラフト1位・矢沢宏太投手（22）が、上々の投手デビューを果たした。

　23日のロッテ戦で7回から5番手で登板し、予定の1回を投げ1安打1失点（自責0）。先頭松川に初球132キロスライダーを右翼線二塁打を許し、犠打を挟んで1死三塁から1番・藤原は投ゴロに抑えた。続く茶谷の一ゴロを清宮の失策で1点を許すも、最後は3番・ポランコを135キロスライダーで二ゴロに仕留めた。

　1軍スタートとなったキャンプは野手優先で調整し、対外試合は野手で7打数5安打。待望の投手デビューを前に「楽しみですね。ストライクゾーンでどんどん真っ直ぐを投げ込んでいければいいかなと思っています」と話していた通り、臆することなく腕を振った。