ヤクルト青木が契約更改 球界野手最年長41歳シーズンへ「チャレンジしてチームを日本一に」

[ 2022年11月30日 16:45 ]

 ヤクルトの青木宣親外野手(40)が30日、東京・港区の球団事務所で契約更改に臨みんだ。来季は3年契約総額10億円の最終年に当たるため、3億4000万円でサインした。(金額は推定)

 今季は2度にわたるコロナ下での離脱や、コンディション不良などで入団初年度の04年を除き、最も少ない81試合出場にとどまった。成績も打率・248、5本塁打、22打点と低迷。「数字的には物足りない。これじゃダメ。若い時に比べたら、疲れが戻るのが遅くなったけど、もう少しチャレンジしてやっていきたい」

 球界最年長野手として来年は41歳を迎える。村上宗隆外野手(22)ら後輩に技術だけでなく、模範になる行動を伝えてきた「青木塾」はもちろん継続していく。「日常の中からいろいろなものを今後も伝えていかないといけない」。村上については「最後に56号を打ったり、ここまでなるとは思っていなかったけど…。本人の才能と努力。かわいい後輩が(周囲の)期待に応えてくれて、すごくうれしい」と目を細めた。

 来季の抱負を表す色紙には「日本一」と記した。「今季後半は代打が多かったけど、来年は当然アタマ(スタメン)が目標。チームに貢献するようヒットを1本でも多く打ちたい」と語気を強めた。

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2022年11月30日のニュース