ヤクルトに激震 守護神マクガフが退団 本人のメジャー復帰希望を受け入れる

[ 2022年11月30日 17:52 ]

ヤクルトのマクガフ
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 ヤクルトの守護神、スコット・マクガフ投手(33)が今季限りで退団することになった。チームはこの日、日本野球機構(NPB)に保留者選手名簿を提出したが、マクガフの名前は外した。奥村政之国際グループ担当部長は「大リーグ復帰を目指したいと言うので、本人の希望にそう方向で後押ししようと退団を認めることにしました」と明かした。

 今季も不動のストッパーとして55試合に登板し、2勝2敗、38セーブの防御率2・35をマーク。19年から来日し、4年間で通算236試合に登板し、15勝8敗、80セーブ、防御率2・94の成績を残した。

 ヤクルトにとっては戦力的に痛手となるが、チームとして快く送り出す意向だ。奥村部長は「年齢的にもこれが(メジャー昇格)最後のチャンスだと思う。ウチが弱い時から4年間一度も離脱せずフル回転してくれたし、本当に感謝している。高く評価してくれる(MLBの)チームがあれば、頑張ってほしい」と話した。
 今後は新ストッパー候補をメジャーなどから絞っていく。

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2022年11月30日のニュース