広島・森下、GG賞の常連目指す 球団で複数回受賞投手はマエケンのみ

[ 2022年11月30日 05:00 ]

<三井ゴールデン・グラブ賞>トロフィーを手に笑顔を見せる山本(左)と森下(撮影・白鳥 佳樹)
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 プロ3年目で「三井ゴールデン・グラブ賞」初受賞となった広島・森下は、「続けて獲ることができれば一番」とゴールデングラブ賞の常連を目指すと誓った。今季は、リーグ最多178回2/3を投じて守備率10割。高校まで遊撃手としても起用されていたグラブさばきは一級品で、「来た球を捕る、エラーをしないという当たり前のことをできるようにと思っている。守備には自信がある」と胸を張った。

 広島投手で同賞を受賞したのは北別府学、黒田博樹、前田健太に次ぐ4人目。複数回受賞したのは前田(10年、12~15年の5度)のみと常連入りへの道程は険しい。「エラーをしない、そつのないプレーをしないと(獲れない賞)。フィールディングのいい選手がいる中で選出されたことはうれしい」。今季は自己最多に並ぶ10勝を挙げながら、最後は6戦未勝利に終わった。「成績を残した選手が獲る賞だと思う。成績が伴って獲れれば一番いい」。さらに投球成績を上向かせて、来季も同賞を譲らない構えを見せた。

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2022年11月30日のニュース