巨人・坂本 現状維持で契約更改「いろいろと思うことがあったシーズン」

[ 2022年11月30日 14:22 ]

色紙に「優勝」と書き込んだ巨人・坂本(球団提供)
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 巨人・坂本勇人内野手(33)が東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸6億円から現状維持でサインした。

 更改を終えた坂本は「(球団からは)今年のコンディションの話だったり、来季に向けて、キャプテンではなくなるので、チームについての話をしました。僕からは特に何もないですね。(今年は)コンディションに苦しんだ1年だったし、思うようなバッティングだったり、いろいろと思うことがあったシーズン」と振り返った。

 16年目の今季は開幕前に左脇腹を痛め、その後も右膝、腰と3度、離脱した。83試合で打率・286、5本塁打、33打点の成績に終わり、チームは17年以来5年ぶりのBクラスとなる4位に終わった。出場試合が100を下回ったのは入団1年目の07年以来、15年ぶりだった。10月の秋季練習、11月の宮崎秋季キャンプにも参加し、若手とともに汗を流した。

 坂本は15年から8年間、チームの主将を務めてきたが、来季からは岡本和に引き継ぐことが決定。「自分の野球人生の中で、このチームで8年間、キャプテンをやらせてもらった。チームの人たちに感謝したい。(新キャプテンの岡本和は)何か言葉をかけるとかはないですけど、彼もジャイアンツの4番として主力の選手。僕からわざわざ言う必要はないなと。思うようにやってほしい。彼がやりやすいようにサポートしてあげたいなと」と新主将の全面的なバックアップを誓った。

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