日本ハム・ガント 年俸5000万円+出来高払いの1年契約で来季契約延長合意「今年とは違った自分を」

[ 2022年11月30日 18:45 ]

日本ハム・ガント
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 日本ハムは30日、ジョン・ガント投手(30)と2023年シーズンの契約延長が合意に達したと発表した。年俸5000万円プラス出来高払いの1年契約。

 札幌市内の球団事務所で取材に応じた吉村浩チーム統轄本部長は、来日1年目の今季は右肘じん帯炎症のため、支配下選手で唯一1軍登板なしに終わった右腕との契約延長について「本人ともしっかり話をしているし、メディカル面でも十分にチェックした。キャンプから投げられると思う」と経緯を説明。来季は先発ローテーションの一角を任せたい考えで「(10月に)フェニックス・リーグで投げた時より状態は上がっている。戦力として十分に考えている。能力が相当抜けているので、来年帰ってきてほしいというのがこちらの希望だったし、本人も日本で投げたいということだった」と話した。

 ガントは球団を通じ「来シーズンもファイターズでプレーすることになり、非常に興奮しています。北海道にまた戻れるだけでなく、新しいボールパークでプレーできることに、とてもワクワクしています。今シーズン、プレーでチームに貢献できない中、ファイターズファンの皆様が温かく見守ってサポートしていただいたことに、感謝したいと思います。2023年は球場へ観戦に来る皆様に、今年とは違った自分をお見せできることを楽しみにしていますし、そのために今はしっかり準備しています」とコメントした。

 ガントは10月30日のフェニックス・リーグの四国IL選抜戦で対外試合に初登板し、最速は150キロを記録して1回2安打1失点、1四球。来季について「チームに戻りたいけど、あとは球団の判断」と残留を熱望していた。現在は米国でリハビリを継続している。

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2022年11月30日のニュース