糸井嘉男氏 大谷のスライダーは「三塁にけん制したと思った」 164キロも体感、超人節で衝撃語る

[ 2022年11月20日 13:21 ]

今季限りで現役を引退した糸井嘉男氏
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 日本ハムや阪神などで活躍し、今季限りで現役引退した糸井嘉男氏(41)が19日放送のMBSテレビ情報バラエティー「せやねん!」(関西ローカル、土曜前9・30)に出演。現役時代の大谷翔平投手との対戦を、糸井節で振り返った。

 番組で「1番しびれた勝負は」との質問が出ると、糸井氏は「オオタニサ~ン」と一言。オリックス在籍時代の2016年9月13日の日本ハム戦で、投手・大谷と対戦し、164キロを右前打したものの「これはエグいですよ」と衝撃を振り返った。

 特に「エグい」と称したのが切れ味抜群のスライダー。「やっぱり真っ直ぐはもちろんなんですけど、スライダーがエグいです。僕は、三塁にけん制したと思ったんです」と衝撃度を口にすると、共演者から「嘘やん!」とクレーム。それでも糸井氏は本気で「本当に。三塁にけん制したと思ったんです。そしたらサードのレアードがこっちに投げてきたんです。ぐらいのスライダーです」と真顔で話し、トミーズ・雅も「おもろい!」と話しっぷりに聞き入った。

 大谷は今季、メジャーでもスライダーの割合が増えているが、糸井氏は「今年、スプリットではなく、スライダーに切り替えたじゃないですがか。そういうことです。みんな三塁にけん制している、と思っていますよ」と、メジャーでも席巻していると推測。番組では、実際に打席で感じたイメージとして『直角に曲がる』様を実演すると、雅は「ありえへんて!」と大笑いした。

 さらに、164キロを安打した後日談として、「当時の日本人最速です。それをヒットしたんで、大谷選手から言われたのは『ヒットされたので、165は絶対に出したい』だったんですが、その後のクライマックスシリーズで165キロを投げてましたね」と有言実行のエピソードを披露し、共演者も「へ~」と驚き。164キロの衝撃度については「痛かったです」と、10秒ほどしびれていたと振り返っていた。

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