千賀滉大含む先発投手の高級市場に影響、メッツとデグロムの再契約のカギは長さ

[ 2022年11月20日 10:00 ]

力投するメッツのデグロム(AP)
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 ニューヨークポスト紙が19日(日本時間20日)メッツのジェイコブ・デグロム(34)との再契約の見通しについて言及。球団幹部はメッツが他球団とそう違わないオファーをすれば、メッツを選んでくれると信じているとした。メッツとしては、球界最高年俸のマックス・シャーザーの4330万ドル(約60億8千万円)超えは可能だが、問題は契約の長さ。4年、5年は考えていないし、3年保証も行き過ぎかもとする。言うまでもなく、34歳の年齢で過去2年間はケガでトータル26試合の登板にとどまったからだ。

 19年に204イニングを投げたが、3年連続でイニング数で3桁に届いていない。レンジャーズ、ドジャース、カブス、ヤンキースらがデグロムに興味を示しているが、もしデグロムがより長期の契約をオファーされれば、メッツは他の選択肢に向かうかもとしている。ポスト紙はこのオフの先発投手の高級市場のリストに、ジャスティン・バーランダー、カルロス・ロドン、千賀滉大の3人の名前を挙げる。千賀は1月に30歳になるが、この中では一番若い。スプリットが得意で昨季対戦した27・5%の打者を三振に討ち取ったと紹介している。高級市場はメッツとデグロムの交渉の行方を見守っている。

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