楽天・酒居、塩見が契約更改 酒居はダウンに「来年はケガしないよう、しっかりウエートトレを」 

[ 2022年11月20日 11:21 ]

契約更改を行った楽天・酒居(代表撮影)
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 楽天の酒居知史投手(29)が20日、仙台市内で契約更改交渉に臨み、1400万円ダウンの5600万円でサインした。また塩見貴洋投手(34)は800万ダウンの2700万円でサインした。(金額は推定)

 不本意なシーズンに終わった酒居の視線は来季に向けられていた。開幕前に右太もも筋損傷で5月中旬まで戦線離脱。「コンディショニング管理ができていなかった自分の責任で、非常に悔しいシーズンとなった」。昨季は中継ぎとして54試合に登板し防御率2・28と終盤の勝負所を任されたが、今季は出遅れが響き、宮森ら若手にそのポジションを譲る場面があった。34試合に登板し、防御率3・31では満足できない。

 今オフは技術より、ケガしない体づくりとして筋力トレーニングに時間を割いている。「今はしっかりめのウエートトレを継続してやっているところです」。来季は50試合登板を最低ラインに、タフネス右腕が勝負の30歳シーズンに臨む。

 今季コンディション不良で1軍、イースタン・リーグを含めて登板なしに終わった塩見は覚悟を抱いて23年に向かう。「オフは継続的にトレーニングを続けて、来年しっかりと投げられるように準備したいと思います。来季はやらないといけない年だと思いますのでがむしゃらにやるだけです」と球団を通じてのコメントに、強い決意が感じられた。

 ルーキーイヤーの11年に9勝(9敗)を挙げ、特別表彰として優秀新人賞を受賞した左腕が復活を期す。

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