明大が初戦突破で4強入り 3年生右腕・村田賢一が1失点完投勝利「悪いなりに試合つくれた」

[ 2022年11月20日 17:10 ]

第53回明治神宮大会大学の部   明大2―1関大 ( 2022年11月20日    神宮 )

<関大・明大>勝利しハイタッチする明大・村田(右)と蓑尾(撮影・島崎忠彦)
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 明大が関大との接戦をものにし、4強進出を決めた。

 先発の右腕・村田賢一投手(3年=春日部共栄)が好投を見せた。2―0の2回に1失点するも、その後は打たせて取る投球を見せ、104球の省エネ投球で1失点完投勝利。「持ち味を尻上がりに出せた。調子自体はあまり良くなかったんですけど、悪いなりに試合をつくることができました」と汗を拭った。

 今秋リーグ戦では9月25日の早大戦で93球を投げ、リーグ戦初完封。100球以内での完封「マダックス」も達成した右腕は、低めに落ちるシンカーを軸に持ち味を発揮した。 田中武宏監督も「完投は考えていなかったが、テンポも良くて球数も少なく、尻上がりに変化球も切れていた」と評価した。

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