ダルビッシュ PS自己最長の7回投げきり1失点 勝利投手の権利を持って降板 2番手は前阪神・スアレス

[ 2022年10月8日 11:44 ]

ナ・リーグ ワイルドカードシリーズ   パドレスーメッツ ( 2022年10月7日    ニューヨーク )

ワイルドカードシリーズ第1戦で先発するダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(36)は7日(日本時間8日)、敵地・シティフィールドで始まったメッツとのナ・リーグワイルドカードシリーズ(WCS)第1戦に先発。7回1失点と試合をつくり、勝利投手の権利を持って救援陣に後を託した。

 今季30試合に登板し16勝8敗、防御率3・10。チームトップの勝ち星を挙げ、大舞台の第1戦を託された。ただ、大一番という緊張感からか立ち上がりは制球に苦しみ、初回は1死一、三塁、2回は1死三塁と得点圏に走者を背負った。それでも後続を断ち、無失点で切り抜けると3、4回は三者凡退と見事に復調。5回にエスコバルにソロ本塁打を浴びたものの7回2死二塁のピンチも封じ、101球でマウンドを降りた。

 ダルビッシュのポストシーズン成績はレンジャーズ、ドジャース、カブス時代を含め過去7試合に登板も2勝5敗、防御率5・18と苦戦していたが、7回を投げきったのは自己最長。2年ぶりの大舞台で通算201勝の相手先発・シャーザーとの投げ合いを堂々、演じた。

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