高校野球秋季東京大会 今春選抜4強の国学院久我山が会心の逆転勝ち

[ 2022年10月8日 13:19 ]

高校野球・秋季東京大会1回戦   国学院久我山3―2創価 ( 2022年10月8日    スリーボンド八王子 )

<国学院久我山―創価>2年連続選抜へ、逆転で創価を下し、喜ぶ国学院久我山ナイン
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 2年連続の選抜大会出場を目指す国学院久我山が逆転で創価を下した。

 1点を追う6回、3連打で無死満塁とし4番・原隆太朗内野手(1年)の右前2点打で勝ち越すと、エース木津寿哉(2年)から松本宗二郎外野手(1年)の継投で逃げ切った。

 「競ったゲームをものにするのが今のチーム。何があってもあきらめない久我山らしい野球ができました」。4回まで2点のビハインドもひっくり還した展開に、尾崎直輝監督も満足そうだった。

 新チームには選抜で活躍した下川辺隼人や斎藤誠賢(ともに3年)ら飛び抜けた選手はいない。背番号1の木津は現実を直視しつつ、重圧を乗り越える決意を固めた。「前夜はいつもと違う緊張感がありました。今まででは頼れる先輩がいたし…。でも今度は自分がしっかりしないとダメ」。先発で7回を2失点。バットでも3番打者として2安打と活躍した。今夏の練習試合。花咲徳栄や浦和学院など強豪を同様の展開で好勝負に持ち込んだことが、逆転劇への下地になったという。

 2年連続選抜出場へ、強豪との戦いはここからが本番だ。「ボクたちはチャレンジャーの意識で戦います」。木津は前だけを見据えた。
 

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2022年10月8日のニュース