オリックスには恵みの雨　急きょ開催練習試合で宮城好投「いい感覚で投げられた」

練習試合   オリックス9－0ENEOS　※特別ルール （ 2022年10月7日    京セラD ）

＜練習試合　オリックス・ENEOS＞2回無死、宮城は丸山を遊ゴロに打ち取る　（撮影・奥　調）
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　天の恵み！？だ。12日からのCSファイナルSに向かうパ・リーグ覇者のオリックスは7日、京セラドーム大阪で社会人のENEOSと練習試合を行った。当初は紅白戦の予定だったが、2軍とENEOSとの練習試合（杉本商事BS）が雨天中止となり、急きょ1軍との対戦となった。

　宮城が先発して2回を完全投球。短期決戦を控えた時期に、チームメート相手ではなかなか養うことが難しい勝負勘を経験できたのは大きい。「いつもの試合の時のように臨めましたし、いい感覚で投げられて良かったです。ストライク先行を意識して、球種も一通り投げました」。プロ最短の2回2/3を4失点降板した9月27日楽天戦以来となる対外試合のマウンドだったが、不安もブランクも吹き飛ばすことができた。

　投げては計6投手が5安打に抑えて零封リレー。打線も14安打で9得点し大勝した。12日から始まるCSファイナルS。13日の第2戦先発が有力視される宮城が「気持ちはもう切り替わっています」と言うように、悪天候のおかげで、投打で最高の準備ができた。　（畑野　理之）