阪神・湯浅に強力援軍! 故郷・尾鷲市で後援会発足予定「湯浅選手の応援を通じて盛り上げたい」

[ 2022年10月8日 07:30 ]

<阪神全体練習> 笑顔でキャッチボールを行う湯浅(撮影・大森 寛明) 
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 初のCSに臨む阪神・湯浅に、故郷から追い風が吹いた。出身地の三重県尾鷲市に、有志による「湯浅京己後援会」が11月1日付で発足することが7日、分かった。4年目の今季はチーム最多59試合登板、45ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手タイトルを獲得し、11月の強化試合に出場する侍ジャパンにも選出されるなど飛躍を遂げた右腕を、強力バックアップする。

 事務局長に就任予定の西宏昌氏(60)は「湯浅選手の応援を通じて尾鷲市におけるスポーツ振興並びに会員相互の親睦、尾鷲市を盛り上げたいというところが一番。人口減少などの影響によっていろんなモノが衰退してきた。盛り上げのきっかけにしていきたい」と経緯を説明した。

 すでに本人、家族の了承も得ており、役員は総勢12人。同市の商工会議所メンバーに加え、湯浅が小学4年から所属した「尾鷲野球少年団」や軟式野球連盟・尾鷲支部のメンバーも名を連ね、支持活動を推進する。加藤千速市長(73)も活動に賛同している。

 当の湯浅はCSファーストS開幕前日のこの日、甲子園室内で最終調整し「本当に負けられないと思うので、どのような展開でも、どのような場所でも変わらず、“アツアツ”なピッチングができればと思います」と戦闘態勢を整えた。故郷の希望の星に「CSでもシーズンと同じように頑張ってほしい」と西氏もエール。虎党、そして地元の大きな期待を背に、短期決戦でも存在感を示す。

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2022年10月8日のニュース