東京ガス・高橋佑樹が「大ファン」相手に登板 ヤクルト川端を打ち取り「一番好きな選手。貴重な経験」

[ 2022年10月9日 00:46 ]

練習試合   東京ガス6―3ヤクルト ( 2022年10月8日    神宮 )

練習試合<ヤクルト・東京ガス>東京ガス2番手・高橋(撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

 東京ガスは8日、CSファイナルS(12日開幕)を控えるヤクルトと練習試合を行った。「ヤクルトの大ファン」という3年目の左腕・高橋佑樹投手(25)は4回から登板し、2回を2安打2失点(自責は1)で1奪三振。3回は味方の失策も絡んで2点を失ったが、続く4回は三者凡退に仕留めた。

 「本当に夢心地でした。神宮でヤクルト相手に投げられて感激しました。最高です」

 憧れのチーム相手の登板で初回は「受け身になってしまった」と2失点も、5回は「ノビノビ気にせずに投げられた。自分に有利なカウントで攻めていけました」と本領を発揮して無失点。

 代打で登場したベテランの川端は138キロの直球で二ゴロに仕留め「川端選手はいまのチームで一番好きな選手。投げられたのは貴重な経験でした。(代打で登場した時は)ニヤニヤしちゃいましたね。ちょっと普段の観戦モードになりそうだったので、深呼吸してから投げました」と笑顔で振り返った。

 10月30日に開幕する日本選手権(京セラドーム)に向けて「前の試合から結果もついてきて状態もよくなっている。何とかチームに貢献したい」と高橋。大舞台を前に貴重な登板となった。(柳内 遼平)

 ◇高橋 佑樹(たかはし・ゆうき) 1997年(平9)10月9日生まれ、埼玉県出身の25歳。小1で野球を始める。三室中では硬式の東京神宮シニアでプレー。川越東を経て、慶大では1年春から登板し、通算57試合で16勝4敗。1メートル75、85キロ。左投げ、左打ち。

続きを表示

この記事のフォト

2022年10月8日のニュース