阪神・平田2軍監督「爽やかイレブン。池田高校に負けられないよ」　8日は連覇かかるファーム日本選手権

＜ファーム日本選手権　阪神前日練習＞練習の合間に談笑する平田2軍監督（撮影・椎名　航）
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　8日のファーム日本選手権に出場する阪神2軍は7日、サンマリンスタジアム宮崎で前日練習を約2時間行った。勝てば2連覇となる一戦に向け、平田監督は意気込みを語った。

　以下は練習後の平田監督一問一答。

　――楽天と対戦。
　「6ゲーム差つけて優勝してるってことで力があるチームだし、左にいいバッターが多いって言う情報があるので、ピッチャー松井くんかな？球も速いって話も聞いているんで、非常に楽しみやな。もともとフェニックスでやってても、打線がいいもんね」

　――最後の公式戦、勝ちたい。
　「本当に選手たちの頑張りで、最後まで注目されるような緊張感のあるゲームができるのでね、明日は思う存分タイガースの強さを発揮しなきゃいかんな。今までやってきた守りの野球を中心としてってところなんだけど。そう言うところをしっかりと最後公式戦の締めくくりとしてやりますよ」

　――ポイントは。
　「ポイントは桐敷よ。去年も村上がいいピッチングをしたけど2点先取られて9回に。去年もダメだと思ったんだけど、正直言って、選手には最後まで粘れって言ったけど2―0で9回までね。そういう展開やったから、前もロッテにもやられたしなとおもってたところを高山のヒットから3点取って9回逆転して抑えてくれてというところで、去年は選手たちに教えられたのでね。最後まで諦めちゃいけないってことを。今年は1年間選手たちに教えられたことを最後までやる。今年も最後劇的な勝利多かったでしょ？9月に入ったら特に。そういったところでは、選手から教えられた。選手からは非常に昨年のファーム選手権で痛感させられた」

　――野手11人でこのまま。
　「山本、北条は規定外やねん。斎藤も入ってないし、そういうところでは森木を抑えにするかは安藤コーチに任せているし、中継ぎは岡留、岩田、この辺がいるし、桐敷が6、7回くらいまでいってくれたらね。延長ずっとあるんでね。だから小川一平も村上も控えてるし、そういうところでピッチャーは10人連れてきているんだけど。まぁ、桐敷のピッチング安定してるんで、1年間ね。防御率もね。落ち着きがあるし、コントロールいいし、そこは心配してない」

　――キャッチャーは？
　「藤田。11人しかいない。去年も11人やったんよ。まぁそういう少数精鋭だよ。今は少数精鋭と呼ぼう。爽やかイレブン。爽やかイレブンだよ。池田高校に負けられないよ。公式戦中のはね、爽やかイレブンが10人になって。真田十勇士ですよ。11人。サッカーじゃないんだからね」