ジャッジ 二塁打2本もア・リーグ記録に並ぶ61号はお預け 四球にはブーイング

[ 2022年9月22日 11:01 ]

インターリーグ   ヤンキース14ー2パイレーツ ( 2022年9月21日    ニューヨーク )

初回の第1打席で二塁打を放ったジャッジ(AP)
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 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)が21日(日本時間22日)、パイレーツ戦に「1番・右翼」でスタメン出場。4打数2安打も3戦連発とはならず、ロジャー・マリス(ヤンキース)に並ぶア・リーグ記録の61本は次戦以降に持ち越しとなった。チームはトーレスに8回に1イニング2本塁打が飛び出すなどパイレーツに大勝し、3連勝を飾った。

 ジャッジは初回の第1打席で初球を左翼線二塁打。いきなり快音を響かせて見方打線に勢いをもたらし、カブレラの満塁本塁打を呼び込んだ。2回の第2打席は空振り三振に倒れたものの5回の第3打席は左翼ポール際へのエンタイトルツーベースで、この回の追加点に貢献。7回の第4打席は一ゴロだった。

 8回は見方打線が爆発し、11-2の1死二塁で第5打席が回ってきたもののストレートの四球で球場内からはブーイング。ジャッジは代走を送られ、この回限りでベンチに退いた。

 ジャッジが打席に入る度、観客は打席から立ち上がって偉業達成の瞬間をカメラに収めようとスマートフォンを構えた。ただ、長打2本が飛び出したがフェンスオーバーとはならず、61号はお預けとなった。

 それでもヤンキースのレギュラーシーズンは残り14試合でア・リーグ記録の更新が確実視されている。一方、二刀流のエンゼルス・大谷翔平投手(28)も今季ここまで13勝34本塁打。規定投球回到達まで残り14イニングとしており、メジャー史上初の投打ダブル規定到達が視界に入っている。ジャッジか大谷か、ア・リーグのMVP争いは、し烈を極めている。

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2022年9月22日のニュース