ヤクルトM4 わずか1安打で今季9度目零敗 中日先発・高橋宏を攻略できず…村上も無安打で56号お預け

[ 2022年9月22日 21:00 ]

セ・リーグ   ヤクルト0ー3中日 ( 2022年9月22日    神宮 )

<ヤ・中25>7回、左飛に倒れた村上(撮影・村上 大輔)
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 首位ヤクルトは、最下位・中日に0―3で敗れ、今季9度目の零敗。マジック対象の2位・DeNAが巨人に勝ったため、リーグ2連覇に向けた優勝マジックは変わらず4。最短で優勝が決まるのは24日となった。主砲の村上宗隆(22)は4打数無安打だった。

 打線がわずか1安打と沈黙しての完敗。中日先発の高橋宏を攻めあぐね、3回に投手の山下が放った二塁内野安打のみだった。今月16日の同カードでも、打線をわずか2安打に抑えられて今季8度目の零敗を喫していた。

 プロ初登板初先発の山下は、連打を許し走者を背負いながらも初回を無失点で切り抜けると、2回は三者凡退に斬った。4回まで無失点も、5回2死一、三塁からA.マルティネス、高橋周に連打を許し、先制点を献上。4回2/3を9安打2失点で降板し、プロ初勝利はお預けとなった。星が継投し、7回からは3番手・高梨が登板。2死一、三塁で高橋周に中前へはじき返され、無情にも3点差に広がった。

 1964年に王貞治(巨人)が記録した日本選手シーズン歴代最多の55本塁打に並んでいた村上の第1打席は見逃し三振、第2打席には空振り三振。第3打席は左飛、第4打席は二ゴロだった。今季56号はお預けもシーズン58本ペースを維持。のしかかる重圧をはねのけ、日本選手として未到の領域到達を目指す。

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