2軍新球団参入は継続審議に プロ野球オーナー会議 巨人・山口オーナー「まだ報告できる段階にはない」

[ 2022年9月22日 05:30 ]

プロ野球オーナー会議に臨む巨人の山口寿一オーナー(C)NPB/BBM2022
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 プロ野球のオーナー会議が21日、都内で開催され、2軍で13番目となる球団の新規参入について議論されたが、継続審議となった。

 議長の巨人・山口寿一オーナーは「まだ報告できる段階にはない。オーナーの皆さまから野球界全体の発展につながるよう検討してほしいと指示があり、今後も検討は続くということです」と説明。12球団は経営的見地からファーム改革を推し進めており、その一環として活性化につながる見方はある。ただ野球協約が新規参入球団に課す計30億円の機構への納入は、2軍だけの場合も必要かなど問題点は多い。

 新規参入を申し出たのは東京都中央区に本社を置くベンチャー企業「ハヤテインベストメント社」。静岡を本拠地とし、24年からイースタン・リーグの加盟を目指しているという。しかし同社は現在チームを保有しておらず、選手獲得の問題や、2軍興行だけで球団経営が成り立つかなど不透明な点が多い。スポニチ本紙の取材に同社は「恐縮ではございますが、現時点でのご質問への回答は差し控えさせていただきます」と答えた。

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2022年9月22日のニュース