ソフトバンク野村勇 2本塁打で10号到達に「絶対打ってやろうと…光栄」 球団新人本塁打記録に並ぶ

[ 2022年8月21日 17:14 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5ー1日本ハム ( 2022年8月21日    ペイペイD )

<ソ・日21>3回、2ランを放った野村勇はナインの出迎えを受ける(撮影・岡田 丈靖)       
Photo By スポニチ

 ソフトバンクの野村勇内野手(25)が21日の日本ハム戦に2番・二塁で先発出場。2本塁打を放って2桁到達の10号とし、1939年鶴岡一人(南海)の球団の新人最多本塁打記録に並んだ。

 1─0の3回1死一塁で、日本ハム先発加藤の外寄り速球を逆らわずに右翼席に運ぶ9号2ラン。さらに8回1死無走者で迎えた第4打席では、2番手の井口のカウント2ボール1ストライクから高めに浮いたスライダーを左翼席に運ぶ10号ソロを放った。4月24日の日本ハム戦以来、自身2度目となる1試合2本塁打で、一気に2桁本塁打に到達した。

 NTT西日本からドラフト4位で今季加入した野村勇は、これで1939年に南海ホークスの鶴岡一人が法大卒業後に記録した球団新人最多アーチに並んだ。

 野村は、1本目の9号2ランについて、「力強くスイングすることはもちろんなんですけど、ミスショットしないようにこねてサードゴロにならないように意識した結果、ライトに入ってくれました」とコメント。2本目の10号ソロには「右ピッチャーには、最近きりきりまいにされていたので、絶対打ってやろうという気持ちでくらいつきました」と話した。

 10号到達には、「入団当初は10本行くなんて思っていなかったので、2桁にのれて光栄です」と笑顔。「チーム全体で必ず勝つという風にやっているので、その中で活躍して勝てたのですごい良かったと思います」とし、最後には「これからも応援よろしくお願いします。勇ちゃんピース!」で締めた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月21日のニュース