DeNA 首位ヤに4差!今季初6連勝だハマスタ17連勝だ!史上最大逆転劇へ26日からホームで直接対決

[ 2022年8月21日 21:04 ]

セ・リーグ   DeNA3―0広島 ( 2022年8月21日    横浜 )

<D・広>勝利しハイタッチするDeNAナイン(撮影・島崎忠彦)
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 ツバメをクッキリと視界にとらえた。DeNAは21日、広島戦(横浜)で今季初の6連勝をマーク。首位ヤクルトと4ゲーム差に接近した。これでハマスタ17連勝になった。

 京山が投打で躍動した。2回2死。高めのストレートをフルスイングした打球は広島ファンで赤く染まる左翼スタンド最前列へ。今季7打席無安打4三振の男が、プロ1号ホームランだ。驚きの一発にスタンドがどよめく中、京山は表情を変えずダイヤモンドを一周した。

 先制点は好調なチームに欠かせぬ存在になった2番・楠本の一発だった。初回1死、広島先発の大道の5球目、146キロのストレートを叩くと打球はライトスタンドへ着弾する4号ソロだ。

 「打った瞬間、本塁打になると思った。(有利な)バッティングカウントだったので、甘いボールを仕留めようと意識していた。いい形で得点を挙げることができて良かった」

 一発攻勢は続く。2―0の3回2死、4番・牧は広島・大道の143キロの直球を完璧に捉えると、左中間スタンドへ3試合連発の20号だ。

 「凄くいい感触で捉えることができました。京山が投げて、打って躍動しているので、野手として援護できて良かったです」

 これで牧はプロ1年目から2年連続20号。球団では史上初の快挙となった。

 京山は7月3日以来の先発マウンドで、7回途中まで無失点で2勝目。伊勢、エスコバーとつなぎ、9回は山崎が締めて零封リレー。これで山崎は通算199セーブとなった。

 首位のヤクルトが2位と4ゲーム差になるのは6月7日以来。23日から阪神3連戦(京セラ)の後、26日からはいよいよ“無敵”ハマスタでヤクルト3連戦。最大17.5ゲーム差からの“史上最大の逆転劇”へ、舞台は整いつつある。

 ▼京山(2勝目は)キャッチャーの伊藤光さんのおかげです。(プロ初ホームランは)いつも一発いってやろうと狙ってるんで(同い年の牧が横から“え―!”)。それがホームランになって良かったです。(来週の大一番も)打てるように頑張ります。(7回途中まで無失点)ミットめがけて腕を振って投げました。

 ▼牧(3試合連発)チームが凄くいい勝ち方をしてますし、自分もこれからの戦いに備えていい状態になってきたかなと思います。あれ(京山のホームラン)を見せられたので、野手はなんとかしないとまずいと思っていた。本当に今日は京山さまさまです。

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