タイガースのカブレラが去就について言及 打率低下で現役続行は微妙

[ 2022年8月5日 15:00 ]

去就が注目されているタイガースのカブレラ(AP)
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 ア・リーグのMVPに過去2回選出され、2012年には三冠王となっているタイガースの主砲、ミゲル・カブレラ(39)が4日、地元デトロイト(ミシガン州)で行われたレイズ戦の前に自身の去就について言及。「自分の体のことやチームの中での立ち位置などを理解しないといけない。来年のことについては代理人やGM、さらに来季のチーム構想に関わるすべての人と相談する」と語り、10年契約の最終年となる来季を待たずに現役を退く可能性があることを示唆した。

 ベネズエラ出身でメジャー20年目を迎えているカブレラはここまで通算3074安打(歴代24位)と506本塁打(同27位)を記録して通算打率は・309。しかし故障に悩まされた影響もあって過去5シーズン連続で3割を切っており、今季も・268と全盛時(最高打率は2013年の・348)に比べると物足りない成績となっている。

 過去20試合で放った長打は3本だけで、この日のレイズ戦を含めて5試合連続ノーヒット(計18打数)。チームも42勝66敗と低迷しており、カブレラは「最善を尽くしているが、若い選手が来季のためにより多くの打席に立つべき時期に来ている」と語っている。

 

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2022年8月5日のニュース