ヤクルト つば九郎の主催2000試合を勝利で飾れず…サンタナのバースデー弾も空砲、9回オスナ満弾も

[ 2022年8月5日 21:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト5ー9巨人 ( 2022年8月5日    神宮 )

<ヤ・巨>5回を終え、主催2000試合出場を達成したつば九郎は、巨人ベンチに向かってお辞儀する(撮影・河野 光希)
Photo By スポニチ

 ヤクルトは人気マスコット「つば九郎」の主催2000試合達成を勝利で祝うことは出来ず、チームの連勝も3で止まった。

 チームの4連勝とつば九郎の主催2000試合を勝利で飾るべく先発マウンドに上がった小川。初回は3者凡退で抑えたが0―0の2回2死一塁で大城に一発を浴びて2点を失った。1―2となった4回も2死走者なしでポランコに一発を浴びて失点。小川は5回1/3、95球を投げて、6安打3失点で今季6敗目。7回2死二塁から3番手でマウンドに上がった大西が大炎上。ウォーカー、丸、岡本和に3連打を浴び、ポランコにこの試合2発目となる1発を浴びてこの回だけで5点を失った。9回からマウンドに上がった5番手の今野が先頭のウィーラーに初球を右翼席に運ばれる1発を浴びた。

 打線は0―2の2回1死走者なしで、この日30歳の誕生日を迎えたサンタナが今季10号となるバースデーアーチ。1ー9の9回1死から村上、サンタナ、丸山和の3連打からオスナの満塁本塁打で4点を返したが、反撃及ばずに敗戦した。

 つば九郎は94年4月9日の阪神戦で初出場。08年7月10日のDeNA戦で主催1000試合を達成した。今年4月には新型コロナウイルスに感染した関係者の濃厚接触疑いとなり、目標にしてきた2000試合連続出場の夢が消滅。連続は途切れてしまったが、すぐに2000試合出場へと目標を切り替えた。だが、そこからも苦難が続く。チームをコロナ禍が襲い、つば九郎自身も球宴中の7月27日に陽性と判明。今月3日の中日戦でようやく復帰し、デビューから29年目でNPB球団のマスコットとして初となる2000試合出場の金字塔を打ち立てたが、記念試合は勝利で飾ることが出来なかった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月5日のニュース