広島・佐々岡監督「やってもらわないといけない選手」 5戦連続未勝利のエース・大瀬良にハッパ

[ 2022年8月5日 21:57 ]

セ・リーグ   広島―阪神 ( 2022年8月5日    マツダ )

<広・神>4回、被弾して2点を失い、さえない表情でベンチに戻る大瀬良(撮影・北條 貴史)
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 広島が5日の阪神戦に敗れ、今季初の7連敗。いまだ後半戦初白星を手にできず、ついに今季初めて5位に転落した。

 先発の大瀬良がピリッとしなかった。初回、1死から島田、近本に連打を浴びて、佐藤輝にあっさり先制犠飛を献上。さらに4回にはロハスに追撃の2ランを浴びた。5回の打席で代打を送られ、5回3失点で降板。7月1日の巨人戦を最後にまたも勝利投手の権利なく、これで自身5戦連続の未勝利となった。後半戦開幕となる前回7月29日の中日戦では今季最短3回4失点で降板。なかなか結果に結びつかない。

 試合後、佐々岡監督は、本調子ではないエースに「まあ、そうですね。きょうはちょっと内容的に良くないと思って5回で代えました」と言及。早く立ち直ってほしいとの思いで「当然エースとしてね。床田がああいう状況になりましたのでやってもらわないといけない選手」と、ハッパを掛けた。

 チームトップタイの8勝を挙げる床田が、3日のDeNA戦で負傷し、「右足関節骨折」で長期離脱が確定的な状況。一刻も早い大瀬良の復活が待たれる。

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