楽天がまたしても「ブラック・フライデー」の呪縛を解けず…金曜日は12連敗で3位転落

[ 2022年8月5日 22:52 ]

パ・リーグ   ソフトバンク7―3楽天 ( 2022年8月5日    ペイペイD )

<ソ・楽>5回途中降板した滝中はベンチで扇風機に当たりながら肩を落とす(撮影・岡田 丈靖)               
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 楽天は5日、敵地でソフトバンクに敗れ、3位に転落した。

 先発・滝中が精細を欠いた。「慎重になりすぎて空回りしてしまいました」と振り返るように立ち上がりから制球が不安定で、初回に2安打3四球でいきなり2失点。2回以降は無失点に抑えていたものの、1点ビハインドの5回につかまった。先頭・柳田は左前打、続くデスパイネに右越え2ランを被弾。中村晃にも右越えソロを浴びたことろで交代を告げられた。

 4回0/3を9安打5失点でKOされ「立て直したかったけど、一番やってはいけないところで失投になってしまった。イニングを投げることができず申し訳ない」と悔しがった。

 打線は島内が3回に右越えソロを放ち、7回にも右翼に2ランを放って気を吐いた。ただ、計10安打を放ちながら好機を得点に結びつけられない場面が目立った。チームの連勝は2でストップ。これで金曜日の試合は5月13日12連敗となり、またしても「ブラック・フライデー」の呪縛は解けなかった。
 
 以下、試合後の真喜志監督代行の一問一答。

 ――滝中がリズムに乗れなかった。

 「ストライクを取るのに四苦八苦していた。(5回は)デスパイネに逆球を打たれてしまった」

 ――本人は慎重になり過ぎたと振り返る。

 「それもあってコントロールできなかったのかなとは思いますけど」

 ――打線は10安打で3得点。

 「島内の2本のホームランの得点だけに終わりましたけど、チャンスはつくれた。継続するのは難しい。取れるときに取れないと厳しくなる。切り替えてやっていきます」

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