巨人、打線爆発で1カ月ぶり連勝 9回冷や汗も…ヤクルト討ち4発9点4位浮上 堀田3月31日以来2勝

[ 2022年8月5日 21:26 ]

セ・リーグ   巨人9ー5ヤクルト ( 2022年8月5日    神宮 )

<ヤ・巨>7回、2ランを放ったポランコはウォーカーと喜び合う(撮影・河野 光希)
Photo By スポニチ

 巨人は5日、神宮でヤクルトと対戦し9―5で2連勝。巨人が連勝するのは7月3日から3連勝して以来1カ月ぶりとなった。この日、広島が阪神に敗れたため4位に浮上した。

 連勝の立役者は先発した3年目右腕の堀田。3月31日以来勝利から見放されていたが、この日は伸びのある直球とキレのあるスライダー、鋭く落ちるスプリットのコンビネーションで強力ヤクルト打線を封じた。39本塁打、98打点で2冠を独走する村上にも真っ向勝負を挑み、空振り三振、一ゴロ、右飛の無安打に抑えた。堀田は自己最長となる7回を投げ、自己最多の100球2安打1失点と堂々の投球で2勝目を挙げた。

 堀田を好リードした恋女房の大城が2回に先制9号2ラン。4回にはポランコが15号ソロで援護するなど一発攻勢でヤクルト先発・小川を攻略。3―1の2点リードで迎えた7回には代打・ウォーカー、丸、岡本和がタイムリーを放ち貴重な3点を追加。そしてポランコがこの日2本目となる16号2ランで加点。この回一挙5点を奪った。

 さらに8回にはウィーラーの3月30日以来となる今季2号ソロが飛び出して9点目。しかし、9回に登板した3番手・戸田が1死から3連打後にオスナに満塁本塁打を浴びる誤算。さらに長岡にも安打を許し5連打で降板。4番手としてマウンドに上がったクロールも代打・内山壮に内野安打を許し1死二、三塁となったが、塩見を空振り三振、代打・西田を二飛に仕留めて何とか逃げ切った。

 巨人の連勝は7月3日の広島戦(マツダ)から6日のヤクルト戦(東京D)に3連勝して以来。4位浮上は7月18日以来となった。なお、巨人が満塁本塁打を浴びるのは今季7度目。そのうち4本はヤクルト(村上2、オスナ2)戦で打たれている。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月5日のニュース