楽天祭りだ!大地、西川、茂木が3回に計3発　2回は炭谷が口火弾、4回は島内が仕上げの計5発

パ・リーグ   楽天10―1ロッテ （ 2022年8月4日    楽天生命 ）

＜楽・ロ＞3回、鈴木大が右越えに2ランを放つ（撮影・篠原岳夫）
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　東北のこの週末は、各地の夏祭りが最も盛り上がりを迎えることになる。本拠地仙台では6日から、3年ぶりの「仙台七夕まつり」がスタート。前祝いのように、杜の都の夜空を真夏の楽天花火大会が彩った。

　4回までに計5発で大勝。2回に炭谷が先制2ランを放つと、ど派手な3連発は3回だった。岡島の適時打と辰己のスクイズで3、4点目を加えると、鈴木大が右越え3号2ラン。「今日、娘の誕生日。いいところを見せられて良かった」と4日に8歳の誕生日を迎えた長女への祝砲が、呼び水となった。茂木が2者連続の右越えソロで続き、四球を挟んで西川も7号2ラン。7月20日のソフトバンク戦（北九州）以来6度目、球団最多タイの1イニング3発となった。

　本拠地の球場外では7月29日から夏の恒例イベント「東北ろっけんまつり」がスタート。本物の祭りも「秋田竿燈（かんとう）まつり」が3日に開幕。「山形花笠まつり」が5日からスタートする。

　5発＆2戦連続2桁安打の猛攻で2位をキープ。常に大声と全力プレーで引っ張る鈴木大が言う。「僕はまだ優勝したことないので偉そうなこと言えませんが、良くも悪くもまた明日。特に今年はコロナで急に選手がいなくなるけど、ありきたりですけど一致団結して頑張りたい」。石井監督不在のチームを支えたベテランによる、有言実行の一打だった。（伊藤　幸男）

　《初のシーズン2度の5発》楽天が5本塁打でロッテに大勝。楽天の1試合5本塁打以上は
　年・月・日　相手　＜本＞　人
　09・10・3　西　5　4
　10・6・6　巨　6　5
　16・8・17　ロ　5　5
　17・4・22　ソ　5　5
　19・6・14　広　7　6
　22・7・20　ソ　5　3
　22・8・4　ロ　5　5
と7度目。シーズン2度は初めてとなった。また、同一試合で日本人選手5人が本塁打したのも球団では初めてだ。

　▼楽天・茂木　皆さん打っているので（今日は）コメントなしで。