オリックス 痛い…首位遠のく3連敗 拙攻嘆く中嶋監督「今日は完全に打つ方」

[ 2022年8月5日 04:45 ]

パ・リーグ   オリックス2-3西武 ( 2022年8月4日    ベルーナD )

<西・オ>9回、中村にサヨナラとなるソロを打たれたワゲスパック(左)(撮影・西海健太郎)
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 オリックスはサヨナラ負けで痛恨の3連敗を喫した。一時同点に追いつくなど意地は見せたが、中嶋監督は「いや、もうね、最後、打たれたわけですからね…」と絞り出した。

 守護神不在が敗戦に直結した。2―2の9回、マウンドに上がったのは新型コロナウイルス陽性で戦線離脱中の平野佳の代役・ワゲスパックだった。先頭・山川は一邪飛に仕留めた。だが続く中村に高め155キロ直球を左中間席へ放り込まれ、サヨナラ被弾した。

 「今日は完全に打つ方だと思いますけどね」。こう指揮官が分析した敗因は、6回無死一、三塁で無得点の拙攻だった。マッカーシーが空振り三振、紅林は痛恨の二ゴロ併殺。5回に安達の中前2点打で同点とした直後で好機を逸し、流れを手放した。

 混戦模様の首位戦線から“3歩”後退。中嶋監督は「(後半戦は)3勝3敗なので。ポジティブなことを考えるしかない。3勝3敗だし。ホームに帰れるし。そう思っていきます」と懸命に前を向いた。(湯澤 涼)

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2022年8月5日のニュース