つば九郎 プロ野球球団マスコット史上初の主催2000試合出場達成!花火、総立ち、巨人からもサプライズ

[ 2022年8月5日 19:34 ]

セ・リーグ   ヤクルトー巨人 ( 2022年8月5日    神宮 )

5回を終え、主催2000試合出場を達成したつば九郎は記念のボードを掲げる(撮影・河野光希)
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 ヤクルトの人気マスコット「つば九郎」が5日、主催2000試合出場を達成した。

 5回終了で試合成立となり、この試合で主催2000試合出場となったつば九郎がグラウンドに登場。球場のファンは総立ちとなり、村上から記念ボードを受け取ると、がっちり握手ならぬ握手羽をかわした。

 そしてサプライズで巨人のマスコット「ジャビット」からもスポーツ新聞風ビッグボードを受け取った。その後、つば九郎が紅白幕で覆われた軽トラックの荷台に乗ると場内は暗くなり花火が上がった。つば九郎が乗った軽トラックは球場を一周すると巨人の原辰徳監督も拍手でお祝いした。

 恒例の「空中くるりんぱ!」のパフォーマンスも披露し、残念ながら成功はしなかったが、神宮に駆けつけたファンを沸かせた。

 94年4月9日の阪神戦で初出場し、08年7月10日のDeNA戦で主催1000試合を達成した。今年4月には新型コロナウイルスに感染した関係者の濃厚接触疑いとなり、目標にしてきた2000試合連続出場の夢が消滅。連続は途切れてしまったが、すぐに2000試合出場へと目標を切り替えた。だが、そこからも苦難が続く。チームをコロナ禍が襲い、つば九郎自身も球宴中の7月27日に陽性と判明。今月3日の中日戦でようやく復帰し、デビューから29年目でNPB球団のマスコットとして初となる2000試合出場の金字塔を打ち立てた。

 試合前に行われた会見では、人気の理由を問われ「よわたりじょうず」と答え爆笑をさらった。そして、記録達成については「じぶんで じぶんを ほめてあげたい」とマラソンの有森裕子に名言を拝借し、偉業達成への喜びを表現していた。

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