広島 今季初の7連敗で5位転落 エース・大瀬良が勝てん…自身5試合連続未勝利

[ 2022年8月5日 21:21 ]

セ・リーグ   広島2-3阪神 ( 2022年8月5日    マツダ )

<広・神>4回2死一塁、ロハスに2点本塁打を浴びた大瀬良(撮影・平嶋 理子)
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 広島が5日の阪神戦に敗れ、今季初の7連敗。いまだ後半戦初白星を手にできず、昨年記録した8連敗が迫ってきた。

 先発の大瀬良がピリッとしなかった。初回、1死から島田、近本に連打を浴びて、佐藤輝にあっさり先制犠飛を献上。さらに4回にはロハスに追撃の2ランを浴びた。5回の打席で代打を送られ、5回3失点で降板。7月1日の巨人戦を最後にまたも勝利投手の権利なく、これで自身5戦連続の未勝利となった。後半戦開幕となる前回7月29日の中日戦では今季最短3回4失点で降板。なかなか結果に結びつかない。

 打線は4回に、坂倉、小園の適時打で2点を返すが、あと1点が遠かった。この日から4番に復帰したマクブルームは6回に復帰後初安打を放つものの、起爆剤とまではいかず。8回には無死一、二塁の絶好機をつくるものの、秋山、マクブルーム、坂倉の中軸が倒れて万事休す。

 阪神戦は、ここまで11勝2敗(2分け)と高勝率。しかも大山、北條と新型コロナ感染でベストメンバーを組めない虎打線だったが、広島は連敗を止められなかった。

 また、試合後に巨人が勝利したため、広島は今季初めて5位に転落した。

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