ソフトバンク・リチャードつかんだレギュラー獲りへの挑戦権 藤本監督が正式に了承

[ 2022年2月13日 21:06 ]

<ソフトバンク春季キャンプ>打撃投手を務める小久保2軍監督相手に特打を行うリチャード(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクのリチャード内野手(22)が13日、レギュラー獲りへの挑戦権を藤本博史監督(58)から正式に了承された。

 「体重は114、5キロ、クリアです。コロナ陽性前に、電話がかかってきたもんね。“114(キロ)で帰ってきましたー”って。118キロなら、こっち(宮崎)に呼ばないからと言ってたから、そこはクリアできている」

 指揮官は、少し安心していた。リチャードは、12日に宮崎キャンプのB組に合流したが大砲と監督の約束は、体重の数値だった。
 公称は117キロで「118キロを1グラムでも超えたら2軍」と昨秋キャンプ後に告げられていた。「ベジタリアン作戦ですね」とにやけながら意気込み、オフは野菜中心の食生活を狙っていたが地元沖縄での合同自主トレ中に新型コロナウイルスで陽性判定。療養後に筑後C組(3軍)でのキャンプインとなった。

 今春のプランこそ狂ったが筑後ファーム施設には117・3キロで入り、再調整を開始した。12日には小久保2軍監督が打撃投手を務めての特打も敢行。藤本監督のもとには、朗報も入ってきている。「20分間打って、37本(スタンドに)放り込んだとか。インコースのミスショットも少なくなっている」。第4クール2日目(16日)の紅白戦から参戦予定。三塁手、一塁手としてのレギュラー取りへ。ノルマをクリアしたリチャードの勝負が始まる。

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2022年2月13日のニュース