オリックス・ドラ4渡部 4安打1盗塁で俊足巧打アピール 参考にする選手は阪神・近本

[ 2022年2月13日 05:30 ]

紅白戦 ( 2022年2月12日    宮崎・SOKKENスタジアム )

<オリックスキャンプ・紅白戦>3回の二塁打など4安打を放った渡部(撮影・井垣 忠夫)
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 「オリの近本」だ。オリックスのドラフト4位・渡部(慶大)が紅白戦に紅組の「2番・中堅」で出場し、4安打1盗塁。昨季、最多安打のタイトルを獲得するなど俊足巧打の阪神・近本をほうふつさせるプレースタイルで、存在感を示した。

 「思ったよりボールが見えているので、仕上がりとしてはいいかなと思います」。山崎颯、黒木、漆原、K―鈴木と1軍クラス4投手から4安打を放ち、50メートル走5秒9の俊足で“プロ初盗塁”もマーク。参考にするプレースタイルを問われると「むちゃくちゃいいのは近本さん」と、ほぼ同体格で、同じ左投げ左打ちの中堅手の名を挙げ、その背中を追う構えも見せた。

 視察した楽天・関口伊織スコアラーも「(近本みたいな)イヤらしさはあるんじゃないですか」と警戒した。

 ◇渡部 遼人(わたなべ・はると)1999年(平11)9月2日生まれ、東京都出身の22歳。桐光学園では甲子園出場なし。慶大では1年春からリーグ戦出場し、4年秋に外野手のベストナイン。21年ドラフト4位でオリックス入り。1メートル70、67キロ。左投げ左打ち。

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2022年2月13日のニュース